6.優良なコンテンツが評価される

コンテンツこそが王様

内部SEOで一番大切なのはタイトルタグですが、
その他にも重要な要素があります。

その一つが『コンテンツ』です。
コンテンツとは、サイトに掲載される内容を意味します。

文章はもちろんのこと、
画像、音声、動画などサイト構成する要素全てを含みます。

このコンテンツの質を高めることで、
検索エンジンからの評価と、訪問者からの評価の両方を高めることができます。

検索エンジンは、
ユーザーから評価される、いいサイトを上位表示させようとしますから、

高評価を受けることで上位表示される訪問者が増えるさらに評価が上がって上位に固定化される・・・

と好循環に入ります。

このため、コンテンツの質を高めることが重要になるのです。

コンテンツの量を増やす

簡単にサイトの評価を上げる方法として、
コンテンツの量を増やすことが挙げられます。

サイトであればページ数を増やし、ブログであれば記事数を増やします。
基本的にページ数の少ないサイトより、多いサイトが評価されやすいため、
上位表示しやすくなります。

また、ページ数が増えるとロングテールキーワードからのアクセスが増えます
ロングテールキーワードとは、「検索数の多くない細かいキーワード」のことです。

ページが増えると、書かれる単語の数も増えますから、
自分が意識していなかったキーワードからのアクセスが増え、
結果、アクセスアップにつながるのです。

但し、気を付けていただきたいのが、
内容の薄いページで水増ししない」ことです。

いくらページ数が多い方が有利だからといって、
たいした内容のないページを量産して、ページ数を稼ぐことはいけません。

検索エンジンは、ページの「量」と同時に「質」も評価しています。
質の悪いページを増やしても評価されないばかりか、
逆にペナルティを受けて、サイト全体の評価を下げられることもあります。

質の高い低いは、何を目安にすればいいのかといえば、
第一に、あなたが訪問者だとして、そのページを見て役に立ったと思ってもらえるかです。


質の高さは、訪問者に対する有益性と言い換えることができます。

これを客観的に測る指標の一つが、
Googleアナティリスクの「ページ滞在時間」になります。

役に立つページであれば、隅から隅まで読まれますから、
滞在時間が長くなります。

一方、役に立たないと思われたら、
即、閉じられますから、
滞在時間は短くなります。

ページ滞在時間が5秒未満でしたら、
何かしらの問題により、すぐ閉じられていると疑った方がいいでしょう。

結論、ユーザーの役に立つサイトを作る

質の高いサイトを作ることは、
ユーザーの役に立つサイトを作ると同義です。

それは、ユーザーにとって必要な情報を、
過不足なく伝えることができるサイト
と言えます。

その指標として、先ほどページ滞在時間を例示しましたが、
もうひとつ、気を配るものとして、
ユニークアクセス数」と「ページビュー数」があります。

「ユニークアクセス数」とは、サイトにアクセスした人数で、
「ページビュー数」は、各ページが開かれた総数のことです。

例えば、ユニークアクセス数が「1」で、
ページビュー数が「5」であれば、

1人がサイトを訪問して、5ページ分見て行ったことを意味します。

ユニークアクセス数に対して、ページビュー数が多いと、
一人が何ページも見て行ったことになりますから、
役に立った、言い換えれば、満足度が高かったと考えられます。

逆にユニークアクセス数とページビュー数の差が少なければ、
開いたページから、他のページに移らずに帰ってしまった人ばかりだったことを意味しますから、
満足してもらえなかった、訪問者にとって期待はずれの内容だった、ことが考えられます。

サイトの内容にもよりますので、
一概にそうとばかりは言えないのですが、
これら2つの指標は、サイトの質を高める上で要チェックの項目ですから、
必ず確認するようにしましょう。


サイトの質に関しての結論は、
ユーザーの役に立つサイトを作る』に尽きます。

これを実現するためには、
やはり、ターゲットが何を求めているかをしっかり調査するしかありません。
その答えをサイトに反映させることが、満足度を高めることにつながります。

需要と供給が一致しなければ、ものが売れないのと全く同じことです。

次回は、ユーザーにとって使いやすいサイトにする方法についてお話しします。

7.ユーザビリティを向上させる、に進んでください。


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